毎日が実験。

気楽に生きるための実験。

不登校の長女の様子と今、やってること

長女、小3。
いろんな部分で心が成長しているんだなぁと感じます。
 
朝の登校しぶりは無理強いすると精神的にお互い傷つく。
かといって、受容しすぎたり放っておきすぎたりすると、傷を深くする、こともある。
 
事がはっきりと起こり始めた二学期、
先生にも話したんだけど、
担任を持つのが初という若い先生だったこともあって、
あんまりぴんときていないふうだった。
先生の働きかけが、本人の深いところに届かないことで余計に失望する、
というよくない循環があるっぽい。
 
わたしは学校や先生に期待しないタイプなので
心配をかけてることや、
明確に説明できないことにかえって恐縮してしまう。
 
反発でも怠惰でもなく、
弱気で行けないってことがかなり伝わってくる。
 
弱気になる前は、
「学校が面白くない」「先生が尊敬できない」「クラスに嫌な奴がいる」と上から目線でしたが、
今や、学校にいけない、つまり行かずにすまそうという自分の心に勝てなくなっている。。。時がある。
わあー。危険ね!
 
勇気がなくなるんですね。うん。
夕方は元気で、明日はいけるって宣言するのに、寝る時間が近づくにつれて「いけない」が強くなってくるの。
嫌な気持ちばかりが思い出されて。
宿題も先延ばしにしてて、やってなかったりする。
 
人は受け身に慣れちゃうと勇気が出せない。
嫌なことを数え出しちゃうと、自由はすぐに怠惰になる。そしてますます勇気が出なくなる。
 
友達や先生なんて、その実態はたいしてこわくない。
こわいのは、たいしたことないものにネガティブな意味づけをしてしまう自分自身。
おお、まさに箱に入ってる状態じゃないの! 
自分の小さな「箱」から脱出する方法

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相手が子どもの場合は、
自分を裏切るきっかけになったことをある程度やり直して、
ちょこっと現実に立ち向かわせて、できたねって共有すること。
いろいろやったけれどもう、それしかない。
その小さい一歩一歩の積み重ね。
 
友達への評価が彼女の中で、数日毎に変わっていくのも感じる。
よくなったり悪くなったり、またよくなったり。
それもまた貴重な体験。
人に揉まれるのは人生修行だよね。
子ども同士は、相手も日々、成長するしね。

学校行けない、そこから派生して習い事に行けない、
そのやりとりって物理的に疲れるけれど、
母はできるだけ落ち着いて、気長に付き合いたいなあと思うのですよ。
ええ、毎日そう思っています。