毎日が実験。

気楽に生きるための実験。

【感謝のバトン1日目】その3

カウンセラーの資格を取った仲間達と、

大きい団体に頼らず自分たちでビジネスしよう!
とランチタイムに息巻いていたのは、
娘1が1歳にもなっていない頃に月に一度さいたま教室まで通っていた
認知行動療法のクラスでした。
ほぼ10年前ですね。なつかしいなー。

わたしたちが育った大きい団体っていうのは
お役所体質で、今もたいして変わっていないけど
あまり営業に積極的とは言えなくて、
外側から見るとちょっとアレな部分も
特に東京以外の支部では当時多かったらしくて
(このへんはっきりとは書きづらい)

まあー血気盛んな若者がそもそも少なかったので、
たまたまそういう何人かが集まって盛り上がったんですね。

そのうちの一人と、
今も続いている私的な勉強会とブログを立ち上げることにして、
そしたら奈良や栃木や、
全国いろんな同じ思いの人が賛同してくれて記事を書くことになりました。

今も、過去記事は残ってます。

とりあえず勉強会は東京で月に1回。
ここにもいろんな人がきてくれて、
今も続いている人もいます。

当時はmixiが盛んで、他のグループとつながったり、
なぜか恋の相談になったり、
恋じゃないけどくっついたり離れたり、
大人なのにドロドロ、すったもんだもありました。

カウンセラーは、志望動機として
「自分の闇と向き合う」というのはかなりあって、
それも影響して勉強でも活動でもそこそこ離脱率も大きいと思います。
まあ、どんな仕事でも最終的には自分と向き合うんだけど、
カウンセラーだと入り口からそうなってる。

で、細く長くやってくる過程で、
そうだNPO法人つくっちゃおう! という話になって
登記までは元凄腕ビジネスマンたちがががーっと資料をまとめてくれて
走ったんだけど、その後が見事に・・・バラバラに笑

登記したのが2009年。
そこからさらにいろいろ、出会いも別れもありましたね。

でもNPOやろうって言った時から、
ずっと同じ情熱を持っている理事長、Hさんには、
感謝しています。

ビジネスのアプローチが最初かなり違ってて、
もめることも、一時は冷戦! になることもあったんだけど。
でもやり方は異なっても志がね、ずっと一致している。

なんだかんだ言っても
この10年近くわたしはただの生意気な若造でした。
一生懸命せのびして、
こつこつちっちゃな実績を重ねて、
でもそんな努力全然してませんっていうていでいっぱしの顔をしてました。

ほんとの意味では自信がなかったのね。
いや、カウンセラーって自信持ちづらい職種なのよ。
いつまでたっても業界最若手だったし!

そんなわたしも今年40歳。
年齢とはほんとは関係ないけど、
やっとせのびしなくてもよくなった気がします。

これからようやくちゃんと、自分がつくった組織に向き合える。
なんかね、時が満ちた。
今までいっぱい、心配かけたかもしれないけれど、
ありのまま本気出します。

Hさんとは今年度、関係強化をしていくつもり。
一方的ですがこの場を借りて、
今までありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

【感謝のバトン1日目】その2

Facebookはわたしにとって、

いまの気持ちを発信する道具でありながら、
新しいご縁を促進する装置でもあります。

去年のPTAの教師・保護者勉強会で、
他の委員の方の意見を押してやりたかった
「ITリテラシ」について、
まさにわたしがやりたかった方向での教育サービスをされている社団法人の代表のOさん。

人づてにご紹介をいただき(こちらも感謝♡です)、
いきなりお電話してお願い事をさせていただいたのですが、
最初からわたしのやりたい方向性をくんでくださいました。

講師の方もとても楽しくて、
勉強会は非常に満足のいく仕上がりでしたが(こちらもみなさまに大感謝です)、
さらにとっても嬉しかったのは代表のOさんがその後別の件で、
わたしを思い出してお声がけくださったことです。

いろんな縁がつながったり切れたりする仕事人生で、
何かあってふと、思い出してもらえるってありがたい。

本業としてきたことではなくって、
ただ好きで興味を募らせていたジャンルっていうのがまた、
ふしぎでおもしろい。
そしてもしかしたら多少は、わたしの専門も活かせることもありそう、かも。。。

今後の仕事という面からとらえても、
今までやってきたことが、ITの上でおもしろい融合をする可能性も
少し見えたりして、
静かにワクワクするのです。

楽しいなっ。
Oさん、ありがとうございます。
いつも気にかけていただいている皆さん、ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

【感謝のバトン1日目】その1

最初の感謝は、

娘2が保育園で、今年の4月からお世話になっている担任のI先生。
足掛け9年通っている保育園で、
同世代の女性の先生ですが受け持っていただくのは初めて。
娘1の在園時は、
三人目のお子さんの産休中だったようにも記憶しています。

これ以上求められないというくらい、
子どもたちに手厚く、親にあたたかい保育園なので
どの先生もみんなステキなのですが、
I先生にはまだ、短いお付き合いの中で、これは! という力を感じます。

仕事柄、子どもと関わる仕事の人はたくさん知っています。
どの先生もみんなプロです。
でもI先生は、プロフェショナルでありながら、
その前に100%ありのままなのです。

子どもの目線、親の目線が、
「予想」でなく本当に見えている。
だから、本来は必ずあるような遠慮や取り繕うところが一切(ほとんど笑)ない。

職員間のさりげないフォローでも、その様子は垣間見えます。
素で、相手の立場に立ててしまいながら、
素早くその場で最善の判断をして
短い言葉で相手や周囲に代弁されています。

年長さんにもなると子どもたちにはいろんな、
心理的事件だったり、
些細にみえるけれど大事な友達同士のやりとりが出てきます。

その時に、I先生のような関わり方で
出来事や友達への気持ちに「優しい意味づけ」を見出すチャンスに恵まれてることは、
これからの娘2とクラスの子達にとってすごく大きいです。

I先生、そしてうちの子達がお世話になっている先生方、
いつもありがとうございます。
感謝しています!

不登校、子どもをどう理解しようか

職業柄もあって、前から、
お子さんが不登校あるいは登校しぶりっていうママやパパとお話しする機会は多くあり、
わたしの中に不登校を自分なりに理解する前提があるようなので今日はそこを書きます。
 
子どもが学校に行かないっていったとき、
その選択が消極的なのか、
積極的なのか、最初の基準をそこに置いています。
 
うちは最初、
積極的に「学校に行かない」選択をしていました。
つまらないし面倒くさいクラスメイトがいるので、
行きません。
 
それはそれで、えーと・・・って困るわけですが、
親がやることは他の選択肢もいろいろ認識できるように助ける、
ということでよいと思うのです。
その過程で、もめたり、ぶつかったりは、あるとしても、
基本的にはね。
 
一方、消極的選択っていうのはどういうことかっていうと
「行かなきゃいけないのはわかってるけど、、、
いけないんだもん!」
というやつです。
とにかくやり過ごしてるっていう感じかな。
 
無意識の抵抗だったり、逃避の状態ですね。
 
そして付け加えるなら、
初めは積極的に行かない選択だったとしても、
時間を重ねたり親からの攻撃(と本人が受け取った場合ね)や
教師の仕切りのまずさによって
「行けない」と抵抗や逃避っていう気持ちにシフトしていく危険は容易に想像できるので
はやく対処しなければーってあせってしまう部分があります。
 
 
で、分かれ目はどこなのかってことですが、
消極的選択ってつまり、「弱気」なんですよね。
 
弱気になってるときは、
自分のために本当はどうしたらいいとか、
ちゃんと考えられません。
 
他の選択肢に飛びつきやすいですが、
それは逃げであって、当事者意識も薄くなります。
 
あるいは弱気がかさんで、
新しい選択肢を選べなくなって、
逃避したくなるっていう場合もあります。
 
うちの子に、転校したらいいじゃんって言っても、
その学校でも絶望したらどうしようって思うと選べない、、、
という気持ちになってるようなのはまさにこれですね。
 
 
学校に行かないっていう表面的な問題よりも、
「弱気」のスパイラルから抜け出せない状態のほうが、
将来的に心配です。
 

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一度転職の可能性を考えてみた。

いまの仕事のうち、
住んでる地域での教室経営は
当初10年くらいの想定で立ち上げて、今5年。
楽しい部分はすごく楽しい仕事なんだけど、
負担も大きいしいつまでも黒字にならない。
 
今までオットに「まだペイしないの」「いつまでやるの」と言われて、
必死な時は逆ギレで反論したもんだった。
いまは冷静。けっこうがんばってきたからね。
 
子どものことも、
働き方のことも、広くとらえたらわたしの中では連動している。
 
「10年はやろうって決めたから」
「PTAでも地元の教室の人と思われてるのに、
かんたんにやめますなんて言えない」
というのがまず固定観念としてあり、
 
別の要素として
この貧乏ひまなし生活、
しかも細切れにいろんな仕事が入ってて
子どもの心配やオットとのけんかがあると
生産性がいっきにガタガタになり、
やるって決めてたことが立ち行かなくなるような危うさで、
「でもがんばらなきゃ!」
と自分を縛ってる部分を、
 
お正月ゆったり過ごす中で余裕をもって
外側から見れるようになってきた。
 
別に、しがみつく必要ないな。
こうでなきゃいけない、ってことは一つもないや。
仮に教室をやめたって、わたし、大丈夫だ。
 
 
この仕事やめたらまず引越し!笑
ここに住んでる限り子どもとも保護者ともすれ違いまくる。
別のアイデンティティで生きることは多分できない。
長女も転校できて一石二鳥。
 
転職の可能性をイメージしてみて最初、
もー40間近の自分が選べる仕事はないんじゃないかって若干うら寂しく感じた。
昔の会社に頭下げたらなんとかなるのかなっとか、
ちょっと不本意な、引け目みたいのも。
 
なんとなくぐぐってみたら、
持ってる資格でまともな仕事けっこうあった。
ちょうど求人の時期にあたっていた。
絞って3つ。
自信も復活して、
一つくらい応募しようかって、小論もかなり本気で練ろうかって思った。
うん、、、
 
億男、読んでちょっと変わった。
億男

億男

 

 

続く。

 

【MENU】優しくなるコンサルティング

この人に対して優しくなれないなー。
っていうとき、

 

嫌いなものはしょうがないとわりきるか。
無理して相手に合わせるか。
なんとか考えを変えてもらおうと働きかけるか。

 

いろいろありますが、

そして一番は、

どの選択でも主体的に選ぶのが心の健康にはいいわけですが、

 

それ以外の方法があります。

 

ものの見方を変えたらいいとか、
考え方を変えたらいいとか。
頭でわかってても具体的にはどうしたらいいかわからないこと。

 

そういうのを一つ一つ具体化していきましょう。

子育ても、夫婦関係も、
「共感したほうがいいのにできない」
そんな人間関係があるなら、ぜひご利用ください。

 

あの人に優しくなりたいあなたのためのコンサルティングです。

 

タイムチケット紹介ページより

人にイライラしやすい。
あるいは、人との関係で落ち込みやすい。
そんな方は、人とかかわる中で知らず知らずのうちに
「上限関係」を持ち込んでしまっているかもしれません。
親子、夫婦、職場やご近所の人付き合いで、
自分を傷つけることなく、相手を攻撃することなく、
人との豊かなつながりをつくる方法を教えます。
いくつかのメソッドを応用しますが、
今の状況を聴かせていただいた上で、
あなたに合った具体的なやり方をご提案させていただきますね。

  

⭐︎1回30分 1500円(モニター価格)

  ※料金の10%はISAK (インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)に寄付します。

⭐︎スカイプまたは対面(カフェまたは世田谷の相談室においでいただける方)

終了後、ブログなどでご紹介させていただくためにご感想をメッセージでお願いしています。

 

お申し込みは、タイムチケットよりお願いします。

 

不登校の長女の様子と今、やってること

長女、小3。
いろんな部分で心が成長しているんだなぁと感じます。
 
朝の登校しぶりは無理強いすると精神的にお互い傷つく。
かといって、受容しすぎたり放っておきすぎたりすると、傷を深くする、こともある。
 
事がはっきりと起こり始めた二学期、
先生にも話したんだけど、
担任を持つのが初という若い先生だったこともあって、
あんまりぴんときていないふうだった。
先生の働きかけが、本人の深いところに届かないことで余計に失望する、
というよくない循環があるっぽい。
 
わたしは学校や先生に期待しないタイプなので
心配をかけてることや、
明確に説明できないことにかえって恐縮してしまう。
 
反発でも怠惰でもなく、
弱気で行けないってことがかなり伝わってくる。
 
弱気になる前は、
「学校が面白くない」「先生が尊敬できない」「クラスに嫌な奴がいる」と上から目線でしたが、
今や、学校にいけない、つまり行かずにすまそうという自分の心に勝てなくなっている。。。時がある。
わあー。危険ね!
 
勇気がなくなるんですね。うん。
夕方は元気で、明日はいけるって宣言するのに、寝る時間が近づくにつれて「いけない」が強くなってくるの。
嫌な気持ちばかりが思い出されて。
宿題も先延ばしにしてて、やってなかったりする。
 
人は受け身に慣れちゃうと勇気が出せない。
嫌なことを数え出しちゃうと、自由はすぐに怠惰になる。そしてますます勇気が出なくなる。
 
友達や先生なんて、その実態はたいしてこわくない。
こわいのは、たいしたことないものにネガティブな意味づけをしてしまう自分自身。
おお、まさに箱に入ってる状態じゃないの! 
自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
  • 出版社/メーカー: 大和書房
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相手が子どもの場合は、
自分を裏切るきっかけになったことをある程度やり直して、
ちょこっと現実に立ち向かわせて、できたねって共有すること。
いろいろやったけれどもう、それしかない。
その小さい一歩一歩の積み重ね。
 
友達への評価が彼女の中で、数日毎に変わっていくのも感じる。
よくなったり悪くなったり、またよくなったり。
それもまた貴重な体験。
人に揉まれるのは人生修行だよね。
子ども同士は、相手も日々、成長するしね。

学校行けない、そこから派生して習い事に行けない、
そのやりとりって物理的に疲れるけれど、
母はできるだけ落ち着いて、気長に付き合いたいなあと思うのですよ。
ええ、毎日そう思っています。